管理人マイクおすすめの歴史本

こんにちは「完結漫画批評」管理人のマイクです。

いきなりですが、私は歴史好きです!!

これまでも当ブログで、
『漢臭いナポレオンの漫画』や、『通説を覆す戦国時代の漫画』
『お風呂とローマ人の漫画』『古代日本を舞台にしたBL漫画』
『日本の三国志漫画』『トチ狂った三国志の漫画』
などを紹介してきました。

漫画だけでなく
評論や解説などの歴史本も普通に読みます。

と、いうより漫画以上に読んでいます。

と、いうことで今日は少し嗜好を変えて、
私がおすすめする歴史本を紹介します。

『倭国通史』
作者: 高橋 通 出版社:原書房
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内容
日本書紀から読み解く「倭国の建国から滅亡まで」。

理系思考の論理展開が再現した史実とは―
倭国女王の卑弥呼と邪馬台国の女王は別人、
大和天皇が九州に遷都した―倭国がわかれば日本がわかる!
「日本と倭国の関係史」。

感想
要するに、「倭国と日本は別の国だよ」
いうことが論理的に書かれている本です。

内容は基本的に「日本書紀」と「中国史書」を元に、
倭国の建国から滅亡までを考察しています。

目から鱗とはまさにこのことで、
私の中に長年あった古代日本の疑問点が
次々と解決されました。
(本当にそうだろうか? と思う箇所もあるけど....)

特に私が疑問に思っていたのは、
中国唐の史書である『旧唐書』には、
「倭国伝」と「日本国伝」が分かれていて
日本国は倭国の別種なり」と書かれているのに、
我が国の歴史書には全くそういった記載がないことでした。

この点を高校の先生に質問したら、
苦い顔をして「そういうもんだから」
答えたのを覚えています...

実はこの先生も「日本書紀」を編纂した
人に騙されている一人というのが、
本書を読めばわかります。

倭国とは何か?

倭国と日本の関係は?

「日本書紀」編纂の真の目的とは?

などが本書を読めばある程度わかります。
(難しい内容なので繰り返し読まないと頭に入らないですが...)

これまでの不透明な古代日本の定説を崩し、
闇に包まれた時代に光を指す一冊です。




『中国史(上・下)』
作者: 宮崎 市定 出版社:岩波書店
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内容
内藤湖南以来の京都東洋史学の学風を継承、
発展させた宮崎市定(1901―95)。

本書は唐と宋の間に明確な時代の分岐を見る独自の
理論に基づいた通史で、文章は平易で論旨は明確である。

上巻では歴史とは何かを問い、主な時代区分論を紹介し、
古代から最近世までそれぞれの特徴を述べて、
夏殷周から近代中国に至る歴史を概観する。

感想
私にとって歴史本の「バイブル」となっている本です。

特に本書の著者である宮崎氏の、
「歴史とは年表ではなく、その時代に生きた人の物語」
いう姿勢は、私の歴史に対する基本姿勢になってます。

本書もこの姿勢で書かれていて、とても面白いです。

学者が書いた本は読みにくいものが多いですが、
上記の姿勢のおかげで、本書はとても読みやすいです。

雄大な中国の歴史を、宮崎氏独特の言い回しと過不足ない文体で
著している良書で、中国の歴史について学びたい人には
おすすめ一冊です。




『ローマ人の物語』
作者: 塩野 七生 出版社:新潮社

内容
知力ではギリシア人に劣り、体力ではケルトやゲルマン人に劣り、
技術力ではエトルリア人に劣り、経済力ではカルタゴ人に劣る
ローマ人だけが、なぜ巨大な世界帝国を繁栄させることができたのか? 
ささやかな建国伝説から始まる一千年の興亡史がいま幕を開ける。

感想
生きているうちに読むべき一冊だと思います。

なぜなら、本書には
「生きていくことに必要な知識が全て詰まっている」からです。

著者である塩野七生氏(私的には最強の歴女)
ローマに対するで埋め尽くされた本で、
氏の柔らく情熱を秘めた文体が、ローマ1000年の歴史を
彩った人物達を活き活きと描いています。

ローマ史上唯一の創造的天才であるカエサル(塩野氏が大好き)からは、
他者に対して寛容であることの大切さ、
グラックス兄弟からは改革の難しさ、
ハドリアヌスやマルクス・アウレリウスからは忍耐力の大事さなど、
様々な人物が様々な状況に対してどう対処し、どう乗り換えたのか、
なぜ失敗したのかが人物に焦点を当てて書かれています。

挫折なき人生はありえないです。

どんな人間でも必ず大なり小なり挫折を味わいます。

本書は、ローマ人が挫折や失敗にどう対処し、
偉大な歴史を作ったのかが述べられています。

愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶといいます。

ここで無料立ち読みが出来るので、
よければこの機会に一度読んでください。

ローマ1000年の歴史から私たちが今の時代を
どう生きればいいのか、学ぶことができるお奨めの一冊です。

以上、おすすめの歴史本の感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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