野球好きによる野球好きのための野球漫画   『ストッパー毒島』の感想

こんにちは「完結漫画批評」管理人のマイクです。

全国高校野球選手権大会の地区予選で、
我が母校がベスト8まで勝ち進みました。

一応何度か甲子園に出場しているので、
県ではそこそこ強い方だと思いますが、
ここ数年は甲子園から遠ざかっています。

是非とも母校には、
勝ち進んでもらい甲子園に出て欲しいです。

前も言いましたが、
私は野球を愛しています。

なので、それなりの数の野球漫画も読んできました。

前回紹介した野球漫画かなりぶっ飛んだものでした。

と言うことで。今回はもう少しまともな、
だけどかなりオススメの野球漫画
『ストッパー毒島』を紹介したいと思います。


『ストッパー毒島』/全12巻/☆2つ
作者: ハロイド作石 出版社:講談社


『野球好きによる野球好きのための野球漫画』

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あらすじ...
抜きんでた才能を持ちながら、
ある事件がきっかけでで退学になってしまった男、
毒島大広。

そんな大広を中学生の頃から見ていた
パ・リーグの弱小球団、「京浜アスレチックス」の
小暮スカウトの働きかけにより、
95年のドラフト会議でアスレチックスから8位指名を受ける。

自慢の剛速球で入団を渋る周囲の人間を黙らせた大広は、
「シーズン60セーブ」と「チームのリーグ優勝」を
目標に掲げ、プロ野球選手として生活を始める事となる…。


<以下感想です...>

私的にはプロ野球を舞台にした漫画の最高傑作だと思っています。


舞台は、90年代半ば(95~97年)のプロ野球界で、
実在するプロ野球選手や監督、関係者などが実名で登場していて
当時のプロ野球界に関する小ネタが多いのが特徴です。

ソフトバンクホークスがダイエーホークス(しかも弱い時期)で
日本ハムの本拠地が東京ドームで、
近鉄バッファローズがまだある、
イチローがオリックス(しかも仰木監督)にいるなど、
今みたらとても懐かしい気持ちになれる、
プロ野球好きにはたまらない内容の漫画です。


登場した実在するプロ野球選手をざっとあげると...

野村克也、伊良部秀輝、初芝清、堀幸一、
イチロー、工藤公康、城島健司、古田敦也、
土橋勝征、佐々木恭介、ホークスの王監督(当時)、
日ハムの上田監督(当時)などなど、
当時名を馳せた選手ばかりです。


野球好きとしてはそれだけでもお腹いっぱいですが、
この野球漫画の肝はなんといっても、
オリジナルキャラが魅力的なところです。


ストーリー自体は、
野球の才能はあるがはみ出し者の主人公が、
弱小球団京浜アスレチックスに入団し、
チームメイトと衝突しながら強くなって、
最終的には優勝する。というものです...


まぁスポーツ漫画ではよくある流れですね...

よくある流れですが、
それに主人公毒島をはじめとする登場人物、
弱小球団のはみ出し者たちが加わると、
とにかく熱く、面白くなります!!

<主な登場人物をざっくり紹介すると...>
(出展:ニコニコ大百科(仮))

毒島大広
主人公。金髪。160キロ越えのストレートが武器だがノーコン。
入団当初は精神的にも技術的にも未熟だったが、
物語が進むにつれ、他のチームメイトと同様成長していく。
「おっほえ」。終盤に魔球「ブスジマチェンジ」を
習得しストッパーとして頭角を現す。

清水良馬
ゴールデンルーキー。メジャー志向が強く、
アスレチックスには腰掛のつもりで入団した。
大広にライバル視されている。

斉木哲也
兵庫のドクターK。球団職員からプロになった異色の経歴。
三木監督曰く「したたかな男」。東尾修を尊敬している。
大広とは軽口を飛ばしあう仲。持ち前の投球術で打者を翻弄する。

黒田正弘
その風貌から「小江夏」と呼ばれている。
120キロ台の遅い速球ながら21種類の変化球で打者を抑える。
ロッテの堀幸一を苦手にしている。
初期は不真面目だが徐々に真面目に。

ウェイク国吉
練習の虫だが怪我などで芽が出ない苦労人の野手。
打撃を期待されて入団したが伸び悩む。
モデルはデニー友利+ティム・ウェイクフィールド。
その後投手に転向。ふとしたことから
ナックルボーラーとして覚醒、
物語の終盤にはチーム救世主となる。

暮海明夫
大広も尊敬するアスレチックスの元エース。
現役通算200勝。
引退後、大広に魔球「ブスジマ・チェンジ」を伝授する。

佐世保仁
冷静で頭脳派なメガネの捕手。一方で、熱い一面も有り、
仲間からの信頼も厚い。リードだけでなくバッティングにも
定評があり、大事な場面で打てる勝負強さを持ち合わせている。

三条洋二
努力しているところを他人には見せたがらない、影の努力家。
打撃はイマイチだが「守備だけで客が呼べる」と
言われるほどの華麗な守備でチームに貢献する。

火野勝
チーム1のスラッガー。常に口が半開きで、ボーっとしている。
肩は強いが、守備とメンタル面に難がある。
モデルは宇野勝。

川岸大介
未完の大砲。火野と並ぶ長打力を持つが確実性が無い。
三振かホームランという典型。
守備が苦手で、DHでの出場が多い。

ビル・ラズロック
メジャーで3度の首位打者に輝いた大物助っ人。
しかし結果は…。水野晴郎に似てるため「ハルオ」と呼ばれる。

本上博史
元暴走族リーダーのリードオフマン。
走攻守三拍子揃った大型外野手。小野寺と仲が良い。
どんなに離れた遠征地であろうとバイクで移動する。

加瀬英二
元ミスターアスレチックス。
女癖の悪さゆえ他球団に放出されていたが、
チーム改革のために三木監督が呼び戻し、
リーダーシップを発揮する。

小野寺学
大広指名の翌年のドラフト1位。甘いマスクに加えて素直な性格と、
非の打ち所が無い。足と守備が売り。

三木源三郎
京浜が強豪だった頃のヘッドコーチだったが、
派閥争いに破れ20年間2軍監督に。後に1軍監督に就任。
高齢のためか、少々ボケが入っているが、
勝負師としての勘の良さは健在。試合中に居眠りすることも。

木暮武夫
「風来坊スカウト」の異名を持つ名スカウト。
大広をはじめ、多くの才能を見出してきた。

チックくん 
チームのマスコット兼投手コーチ。
マスコットとしては無愛想で不人気だが、
投手コーチとしての腕は確か。その正体は誰も知らない。



プロ野球好きなら思わず微笑みたくなるような
特徴を揃えた選手ばかりで、
野球マニアである私の心をくすぐりました。

作者のハロイド作石氏には、

わかってるじゃん!!

と言いたです。

特に彼らが躍動する、中盤〜終盤あたりの
展開は熱くて面白いです。

それはまるで、パワプロのマイライフで
あれこれ設定を考えながら作成した
自分の選手が活躍するようでした。


もう、本当に、
「プロ野球を題材にした漫画はこうあるべきだ」と、
胸を張って言える内容です。

以前紹介した某野球マンガみたいに、
実在する選手(しかもレジェンドクラス)がモブキャラ
ということはなくて、オリジナルキャラとうまく
交わっています。


また、某ナイアガラの滝みたいに
野球のルールを無視した行いもなく、
プロ野球のルールを厳守しているので、
その点は安心してくだい。


2017年現在読んでも、全く違和感なく読めるので、
野球好きでまだ読んでいない人は読むことオススメします。


というより、

野球好きなら必ず1度は読まないといけない漫画です。

当時の野球界、特にパリーグの雰囲気がわかる漫画でもあるので、
野球を愛しているならとにかく読んでみてください。

以上『ストッパー毒島』の感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


★管理人マイクおすすめ、完結漫画のレビューはこちら

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