漫画「天使なんかじゃない」の感想

「天使なんかじゃない」 ☆2つ
作者:矢沢あい

tenshi_1.jpg
『少女漫画100%』


こんにちは。「完結漫画批評」管理人のマイクです。
物置にあるトランペット久しぶりに吹いたら、
全く吹けなくて少し凹みました。

中学生の時、吹奏楽部に所属していました。
この漫画はそのとき同じパート(ホルン)のI先輩から借りて
今でも実家の漫画用の本棚にそのまま置いてあります。
と、いうことで今回は「天使なんかじゃない」を紹介します。

物語は主人公「冴島翠」を中心に、創立されたばかりの新設高校の
生徒会を舞台に、生徒会役員に選出された高校生達の学園生活と
友情、恋模様を描いています。

tenshi_1.png
主な登場人物たち。

tenshi_2.png
少し懐かしい演出です。

作者は『NANA』の矢沢あい氏、『NANA』のようにドロドロとした
描写はなく、青空の下、緑が広がる公園ですっきりと読める作品に
仕上がっています。

男性が「少女漫画」を読むことに対して、昔は(15年ほど前)嫌悪感
丸出しの世の中だったと思う。

ここ最近は男性が中性的になったことと、人のマイノリティを
認めることの大切さが日本社会に広まったことにより
(マイノリティに関してこの記事参照)
男性が「少女漫画」を読むことに対しての嫌悪感はかなり薄れた。
とてもいい傾向だと思う。これまではどちらかというと、
「少女漫画」は女性が読むこととされていたが、
同じ氏の「NANA」が映画化されヒットし、漫画大賞などで
良作の「少女漫画」が紹介されることで男性も気軽に手をとって
読むことができるようになりました。

何はともあれ、
この漫画を読むととても懐かしい気持ちになります。

恐らくそれは
「この漫画を借りたI先輩に私が密かな想いを抱いていた」
というだけなく、誰もが過ごしたかった(過ごした)あの頃が
凝縮されてこの漫画に入っているからだと思います。
あの頃の懐かしい気持ちを味わいたい人にお勧めの漫画である。

『天使なんかじゃない』の無料立ち読みはこちら


この記事へのコメント