伝説のギャグ漫画!? 「すごいよ!!マサルさん」は本当に面白いのか?

「セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん」
☆2つ

作者:うすた京介


時代を超えた超感性!! 伝説のカオスギャグ漫画


こんにちは。「完結漫画批評」の管理人マイクです。

私の漫画を読んだ一番古い記憶は小学生のときです。
その中で鮮明に覚えているのはこの漫画と、

『恐怖新聞』作者:つのだじろう


今回紹介する漫画です。休み時間にベランダで読んでいたのを
担任のU田先生に見つかり没収され後日、
「読むなら見つからないように読め」
と言われたのを鮮明に覚えています。
と、いうことで今回は
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』
紹介します。

以下が簡単なあらすじ

主人公は高校二年生の藤山起米粒
(ふじやま・おこめつぶ、フーミン)。
彼は転校した高校で、もう一人の主人公である花中島マサルと出会う。
藤山はマサルに無理矢理? セクシーコマンド部に入部さえられる。
藤山(フーミン)の高校生活はマサルと謎の格闘技セクシーコマンドに
出会ったことにより徐々におかしな方向に崩れていく。

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右が「マサル」で左が「フーミン」。
物語はこの二人の出会いからはじまる。

masaru_2.png
主な登場人物。
マサルの変人度が際立っているが、他の登場人物も変です。

大体のギャグ漫画は時代の経過とともに感性のずれから、
古臭くなり、簡単にいうとつまらなくなります。

しかし、この漫画からはそれを感じません。
2017年現在読んでも本当に笑えます。

それは、
この漫画がそれ以降のギャグ漫画の先駆けになった漫画だからです。
シュール性ギャグを笑いの中心に置いたり、
野球対決といったそれ以降のギャグ漫画に見られる
スポーツ対決話を本格的に取り入れたり、
作中に登場する謎の生物メソは今日の「ゆるキャラ」です。

メソ人形
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ギャグ漫画がこの漫画とそれ以降で大きく変わったと思う。
この漫画のうすた氏の表現が時代の先駆けとなり、
その大部分が今日でも不変性を持っています。

不変性を持つ作品は、時代を超えて名著、傑作と呼ばれる。
これは、漫画だけではなく映画や小説などもそうです。
仕事柄クリエイターといわれる人と一緒にいることが多い。
彼らのテーマの一つに、
どうすれば「自分の作品に不変性を持たせる」ことができるのか?
というのがあリマす。
もしかしたら、この漫画はその問いの答えになるのかもしれません。

そんな難しいことを考えなくても、この漫画は純粋に笑えます。
登場人物はいずれも変わり者で
小さなことで悩んでいる自分が馬鹿らしくなるほど、彼らは笑わしてくれる。

特に最終回はこれまでの、うすた氏の感性とセンスが詰められた
傑作で、私としては野球回と同じくらい笑いました。
この漫画におけるうすた京介氏の感性とセンスには
本当に脱帽するばかりです。
一話一話、全力で笑わせてくれる不変性を持ったギャグ漫画です。

以上「すごよ!! マサルさん」の感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

追伸
実は「アニメ」にもなっています。
OPの「ロマンス」は名曲です。


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