名言連発!? 漫画「横山三国志」の面白さとは? 日本人による「シン・三国志」

「三国志」/全60巻/☆2つ
作者:横山光輝 出版社:小学館


『三国志の入門書として最適の
日本人による「シン・三国志」』


sangoku_1.jpg

こんにちは。「完結漫画批評」管理人のマイクです。

いきなりですが、私は歴史が好きです。日本史はもちろん、
中国やローマ、西欧の歴史にはそれなりの知識があると
自分でも思います。
中国なら大陸に興った国の名は全部言えるし、
ローマなら歴代皇帝の名前は軍人皇帝時代は怪しいけど
基本的に全部言えます。
と、いうことで今回は「横山三国志」を紹介します。


この漫画は「鉄人28号」や「魔法使いサリー」の作者の、
横山光輝氏が吉川英治氏の小説「三国志」を元に桃園の誓いから
蜀漢の滅亡までを描いています。



「鉄人28号」 作者:横山光輝


「魔法使いサリー」 作者:横山光輝

おそらく日本で本格的に「三国志」を漫画の題材にした作品で、
それ以降の「三国志」に対する日本人一般的なイメージはこの漫画が
作ったといっていいと思います。


横山氏の癖のない絵柄とわかりやすい台詞、
そして親しみやすい自分造形など、
この漫画の一番の特徴は読みやすいことです。


小学生のときこの漫画を初めて読んだが難しいと思いませんでした。
そしてこの漫画のおかげで歴史というものに興味を持つようになりました。


この漫画に出会って以降は、中国の歴史に興味を抱くようになり、
横山氏の「項羽と劉邦」「殷周伝説」などをお年玉で買いました。
中2の頃には弟のPSのソフトを売ってでも
徳間書店から出版された中国の思想シリーズの
「孫子」「論語」「戦国策」「左伝」「老子」などを買いました。


それ以降は、中国史だけでは飽き足らず西欧史、ローマ史などの本を
古今東西に限らず読みつくしいまに至ります。
ちなみにいま興味を持っているのは「オスマン帝国」についてです。


話がややそれたけど、この漫画は単なる漫画だけでなく、
「歴史物」の入門書に最適です。
おそらく小学生高学年の子供に与えたら、高校を卒業する
頃にはあなたより「歴史」に対して詳しくなっているはずです。
子供を「歴史家」になって欲しいと思う親に対しては
お勧めできる漫画です。


また、
「歴史物」としてではなく「普通の漫画」としても大変面白いです。


そもそも羅漢中が書いた「三国志演義」自体も世界的傑作です。
横山氏が描いて面白くないわけがありません!!


また、横山氏特有の表現も人気でネット上にはそれを使用した
コラ画像やネタが沢山あります。
「孔明の罠」などは三国志を知らない人でも、ネット上で見かけた
ことがあるはずです。

images-1.jpg
有名な「孔明の罠」
作中では「孔明被害者の会」の一人である司馬懿が発しています。

images.jpg
これも有名な「むむむ」
この後に「何がむむむだ!!」と続きます。

あの日経新聞ですら特設サイトを開設している。
日経新聞のコラ画像スクリーンショット 2017-04-25 16.12.18.png出典:日経新聞特設サイトより

横山版漫画三国志は
「漫画」・「三国志」・「横山光輝」の三位一体により
オリジナルに匹敵する新たな「三国志」(シン・三国志)といっても
過言ではありません。

「孔明の罠」「むむむ」などは知っていても実際に漫画を読んだことが
ない人は一度読んだ方がいいです。

三国の興亡を描いた漫画なので読むのに時間はかかるけど、
読んだ後は「なぜこの作品が世代を超えて愛されるのか」
それがわかると思います。

以上「横山三国志」の感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


私の記事を読んで少しでも興味が沸いたら、
「eBookJapan」という漫画マニア御用達で業界トップクラスの
サイトなら登録不要しかも無料で立ち読みができちゃいます!!

『横山三国志』の無料立ち読みはこちら

この記事へのコメント